50代後半の主婦のささやかな楽しみ

50代半ば、平凡な主婦の日常の記録

久しぶりの父との昼食とアップルパイ

先日、相変わらず、『来るな』と言う父の様子が心配だったので、猛暑の中、意を決して、様子を見に実家へ出かけました。


前日に、甘めの厚焼き卵と、きゅうりの糠漬けを用意し、持っていきました。
流石に、お弁当を作る気にはなれなかったので、実家へ行く途中、崎陽軒でお弁当を買いました。
買ったのは、神奈川味わい弁当とお弁当夏の2種類。
神奈川味わい弁当は売れ行きがいいのか、最後の一個でした。


実家に着いて、汗も引かないうちに、気を利かせたつもりで、お弁当を早めに並べたものの、
『俺は時間通りでないと食べないからな』と、正午ちょうどになるまで、箸を付けない父でした。


父は、正午の時報がなった瞬間、お弁当を開け、あっという間に平らげてしまいました。
ほんと、食べるのが早いです。


こちらは私が食べたお弁当夏の中身。
崎陽軒のお弁当はいつ食べても美味しいです。


この日も、猛暑で、エアコンを入れた方がいいくらいの気温になっていましたが、父は、扇風機で涼を取り、エアコンを入れることがありませんでした。


父曰く、『だんだん、体温も下がってきているから、雨戸を閉めれば、日差しが遮られて、暑くないんだ』とのこと。
反論すると面倒になるので、聞き流しました。


なんでもできる父なので、この日も、すでに洗濯物を干し、布団も干し、掃除も済ませていました。


お弁当を食べ終わると『明日は燃えるゴミだから、まとめて袋に入れておいてくれ』とのこと。
頭もしっかりしているので、私が心配することは今のところなさそうでした。


帰りがけ、以前から欲しかった、マリメッコのエプロンを買いました。
今、気に入って使っているエプロンは、15年ほど前にアフタヌーンティーで買ったもの。
だいぶ年季が入り、あちこち擦れているものの、夫や息子からプレゼントされることはなさそうなので、これも、派遣を一年頑張った自分へのプレゼントです。




これで、また、気分を上げて料理が作れそうです。


そして、帰宅後のおやつは、ユーハイムで買ったアップルパイ。



パイ生地がサクサク、中のりんごもしっとりしていて美味しかったです。



コーヒーと一緒に。


狭くても古くてもやはり、自分の家が一番落ち着きます。


この頃、『まだ、母が生きていたら・・・』と、お元気そうなご婦人を見ると思うようになりました。


長寿の時代、76歳で旅立つのは早いように思えます。


父はもっと、感じているのかもしれません。